「冬の歌」 ひとのぬくもりも無駄ではなかったから 誰もいない 夜道を歩き 疲れきった 足跡を残し 軋むおとの ふりたての 冷たい雪が 疲れを隠す 努力の跡も 功績の影も この季節には無用 積もった雪に 足跡さえ残していれば 誰かが見つけてくれる おもいでの かけらが眠る この季節は心地よい 努力の跡も 功績の影も 無駄ではなかったから ひとのぬくもりも無駄ではなかったから